結婚式ってしたほうがいい?

こんにちは。
イノハウェディング、プランナー&MCの笹川りえです。

突然ですが、「結婚式、やらないといけないのかな。」と思っていらっしゃる方、いらっしゃいませんか??

実は、私もそう思ってたんです。なにせ独身の頃から、毎週、お客様の結婚式をお手伝いさせてもらってきて・・・いざ、自分が結婚となると、いろんな演出もスタッフとしてみてしまうので、みなさんとは、違った理由かもしれませんが、「結婚式、やらなきゃいけないかな?」という気持ちになってしまっていました。
それは、自分のために、そんなお金をつかっていいのかな。という思いもあったからだと思います。趣味の旅行にその予算を使えば、マチュピチュにいけるかな、とか、妄想膨らみ、どんどん結婚式の優先順位が低くなっていたのです。それに、私は、どちらかというと、「お嫁さんになるのが夢」というキラキラ女子とは正反対の女子だったんです。「30歳になるまでに、がんばって!」とかいわれた日には「べつに、がんばってまで、するもんじゃないし」と、喉まででてきた言葉を飲み込んだものでした。出産のことだけを考えると、確かに若いほうがいいのかもしれないけど、人生のパートナーをみつけるのには、ほんとに人それぞれ、40代でも50代でも、いいんじゃないかな。と、今でも、思ってます。

そんな私でしたが、結局、披露宴をしました。挙式はゲストに誓う『人前式』で。なぜ、チャペルにしなかったかは、また別の機会にお話ししますね。結婚報告すると、「晴れ姿を楽しみにしてる」と言ってくださる人がいたり、母が、祖母が結婚式に着る着物にこめた想いを話してくれたり、、尊敬していたアナウンス学校の先生が関東にいってしまうなら、餞別に司会をしてあげる」とおっしゃってくれたことなどなど、きっかけになり、することになったんです。準備途中、妊娠がわかり、そのせいで親と、もめたり、ドレスを変更したり、半泣きで準備した披露宴でした。披露宴がおわっても、直後は、私の場合は、やってよかったーーーーというよりは、やっとおわった。が本音でした。


あれから10年以上時がたって、振り返り、今考えてみると・・・
結論は、やっぱり、やってよかったと思うんですよね。前置きながくなりましたが、結婚式楽しかった~!!っていう直後の感想ではなく、時間がたって、考えたとき、よかった!!!と思うことを、綴ってみたいと思います。

①相手の家族や親戚に同時に、きちんと挨拶できた。
もし、披露宴をしていなかったら、はじめましては、お葬式だったかもしれない親戚の方々。親戚づきあいなんてしない、という考えもあるけれど、私は、親戚や友達を共有することも、大切だとおもっていて。だから、なにかあったときに「はじめまして」より、「おひさしぶりです」が、心地よかった。

②自分の人生をふりかえることができた。
ご招待するゲストを考えるとき、自分が大切に思っている人、感謝したい人をいっぺんに、思い出しますよね。自分中心に大好きな人を全国各地から集めるなんて、結婚式だからこそ許されるわがままだったなって、しみじみ思います。

③結婚式の準備をするプロセスで、彼の価値観がわかった。
予算が限りなくある人にはあてはまらないことかもしれないですが、私たちの場合は、予算の上限をきめていたこともあって、何に予算をかけるか、徹底的に話し合いました。ゲストに感謝する会にしたかったから、お料理と引き出物に予算をかけたかわりに、挙式を宴内人前式にしたり、ウェディングケーキ入刀や動画撮影は、やめました。
結婚式が終ると、住む家、子育て、などなど、2人で決めることは次々にでてくるわけですが、二人の意見が100%同じということは、全然なくて、その都度、予算もあって、歩み寄りが必要。結婚式の準備は、いい練習でした。あまりに準備でもめる相手だったり、本音で話し合えない相手なら、結婚そのもの心配なくらい。彼、本人だけじゃなくて、その家の考え方というのも、一番わかったのが、結婚式の準備でした。
「そこは、まかせる」「ここは、ぜったい譲れない」
人生、それの繰り返しだなぁって、今も、思いながらすごしてます。

④母との思い出
衣装選びやお料理は、母と姑に相談しました。
なんでもない日常のあの時間が、母が他界したあと、何度も蘇ります。私の場合、母の他界は想定外。とにかく急で、病院についたときには、会話できなかったので、結婚式の準備の時の会話はいい思い出のひとつです。日常なんだけれど、衣装を選ぶときには、着物の柄にこめられた意味とか、母が大切にしている生き方とか、女性像とか、母がお嫁に来た時のことなど、今思えば、いろんなことを、まとめて話してくれる時間でした。
結婚式当日は、じっくり家族と話す時間はないので、これから準備される方には、新郎新婦お二人はもちろん、ご家族との思い出にもしていただきたいな、って思います。

というわけで、「なし婚をなしに」というコンセプトに激しく共感して、プランナーを引き継がせていただいているわけでございます。
結婚式をしたくないとおもったら、結婚式の何が嫌なのか、考えてみてくださいね。
それぞれに、いいかたちが、きっと、みつかると思います。

年始に、みなさまの幸せと、「なし婚がなし」になることを、願って。

イノハウェディングプランナー&MC 笹川りえ










結婚記念日におもうこと

イノハウェディングをみつけてくださった、みなさま、ありがとうございます。
笹川でございます。

私ごとではございますが、先日、12回目の結婚記念日でした。
8歳の息子に、「結婚式の動画をみせて」といわれて
動画をとらなかったことを、思い出しました。

結婚式といっても、家族や友人に結婚の報告、ということが目的で
自分の姿を動画で残したいなんていう発想は、これっぽっちもなく、
「妊娠したのに結婚式キャンセルしないの?」とかいわれたりして
(今は授かり婚・ファミリー婚と選択肢がふえてうらやましいです)
写真で残すかどうかもまよったくらい。そんな私でした。


でも、12年たった今となっては、大好きだった母が他界したり・・・大学下宿時代には家族のように毎日顔をあわせていた友人とも、関東にきて、ほとんど会えなくなってしまったり・・・動画や写真を見たくなることよくあるんです。

あのときの私に、今の瞬間は永遠でないこと、記録に残す大切さを伝えたい。
ついでにもうひとつ!!当時、食べづわりの妊娠で太って太って、鏡もみたくもなかったその姿が、12年後よりやせていることも教えてあげたい(笑)

12年前 関西のとある会場にて

ちなみに、結婚式の衣装は、すでに他界していた祖母にも報告したくて、
祖母から母におくられた、振袖の帯をドレスに仕立ててもらいました。
わざわざ、兵庫県から都内まで着物ドレスのデザイナーさんに会いにいって・・・
フットワーク軽かったなぁ。デザイナーさんが有名になられて、代表作として、雑誌にも掲載していただき、祖母も喜んでくれたと自己満足。
着物にこめられた、家族の思いを受け継いでいけたらいいな。と思ってます。

当時は貸切邸宅ウェディングやレストランウェディングが流行りだした時代でしたが
私は、やっぱり和が好きで、会場はまよわず、畳があるところにしました。

尊敬する年上の友人に承認代表のサインをしてもらって、神様ではなく列席者に承認してもらうスタイルの人前式。会場に笑いがほしくて、誓いの言葉は、こだわったのを覚えてます。古民家にテーブル、おいしい和食、読まずにに渡した手紙、プランについていたのにパスしたケーキ入刀、今思えば、もちこみ料もたくさん使ったし、わがままさせてもらった、すごく贅沢な時間でした。

12年もたつと、あれこれうまくいかなかったり、悩みもたくさんありますが、
結婚記念日には、「誓いのことば」をみなおして、未来に進んでいけたらと思います。

御縁があって、イノハウェディングを担当させていただき2か月近くになりました。
仕事だからやっている、というわけでなく、自分が選んだ披露宴会場との共通点も多くて、本当に大切にしたい大好きな古民家なんです。猪之鼻庭を選んでくださる新郎新婦とは、なんとなく、価値観や波長があう予感がして、不思議と緊張することなく、どんなカップルがお見えになるのか、わくわくしてすごしてます。

会場見学、ご連絡いただいたみなさま、ありがとうございます。
それぞれのご希望に、ベストなご提案ができるよう、日々、準備しております。
お会いできるのを、楽しみにしております。


inoha  WEDDING プランナー 笹川りえ

披露宴の前に撮影